2025.06.17

【連載Vol.1】趣味のNゲージで現場を忠実に再現!危険ポイントを「見える化」

趣味のNゲージで現場を忠実に再現!危険ポイントを「見える化」イメージ
みなさん、こんにちは!
今回ご紹介するのは、趣味を仕事に活かして現場の安全を守る工夫をした、篠原主任の挑戦です。
それは、軌陸車載線場(きりくしゃ)(さいせんじょう)での事故トラブル防止のため鉄道模型「Nゲージ」を使って、作業現場をリアルに再現するという方法です。
図面や写真では判り難い危険なポイントの「見える化」。図面だけではイメージできなかった安全のポイントをみんなが共有できるにはどうすべきか考え、Nゲージ模型による載線場(さいせんじょう)を提案しました。

【用語解説】
  • 軌陸車(きりくしゃ):線路も道路も走行できる特殊な作業車両。
  • 載線場(さいせんじょう):軌陸車を線路に載せたり降ろしたりするための作業スペース。

趣味を活かしたアイディアが社内で高評価!

趣味を活かしたアイディアが社内で高評価!
東鉄メンテナンス工事はJR東日本の首都圏鉄道土木インフラのメンテナンス工事を行っています。
鉄道を利用する方々の安全と快適な移動を支えるために安全管理は不可欠であり、篠原主任のNゲージによる現場の再現というアイディアは有効な安全手段です。
重要なのは『安全でスムーズに仕事を進めるために自分は何をすべきなのか?』を考え行動すること!
この取り組みは社内でも大きな反響を呼び、「安全対策として非常に有効」との声が続々。
会社からも高く評価され、篠原主任には社長褒賞が授与されました!


篠原 光 主任(2014年卒業/29歳)
土木メンテナンス部/品川エリア担当

篠原 光 主任 鉄道工事における「“危険の芽”をどうやったら摘み取れるか?」
そう考えたとき、自分の趣味だったNゲージで現場を再現することを思いつきました。上司や先輩からも「すごく分かりやすい!」と好評で、第2弾・第3弾の制作も計画中です。
趣味を仕事に活かして、事故防止に貢献できるのが本当にうれしいですね。


学生のみなさんへメッセージ

工事の現場って、体力や経験だけが大切だと思っていませんか?
実は、「自分ならこう工夫する!」という発想や行動力こそが、現場の安全と効率を大きく変えていくんです。
「鉄道が好き」「ものづくりが好き」「誰かの役に立ちたい」――そんな気持ちがあれば、きっと活躍できる場所がここにあります。
あなたの“好き”や“個性”を、社会のために活かしてみませんか?


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